福島県の北、伊達地方は日本でも有数の果物産地であり、猛暑の夏に、寒風吹き荒ぶ冬、春夏秋冬のはっきりした風土です。この地で約30年前から果物栽培をしています。
果実を極力コンパクトに仕上げ、通風採光をよくし、一粒一粒を慈しむように丁寧に育て上げる事でおいしい果実ができあがります。
収穫時期 6月中旬 – 6月下旬
さくらんぼの本当の名は「桜桃(おうとう)」。一方で、真っ赤でツヤが良いその果実は「初夏のルビー」とも呼ばれます。
気温の寒暖差が大きい福島県伊達地区は、さくらんぼの栽培に適した地域です。伊達水蜜園では高品質で甘味の強い果実を作るため、一年をかけて樹の管理を行っています。またさくらんぼは非常にデリケートな果物ですが、雨除けのテントを張ることで、果実を雨から守り、農薬の使用を最低量に抑え、大事に育てています。
収穫時期 7月上旬 – 9月上旬
香り豊かでみずみずしく甘い、夏の風物詩。福島県伊達地区は皇室献上品にされるほど高品質な桃の産地として知られています。
福島の果物の代名詞とも言える、桃。伊達水蜜園の桃づくりは、枝の剪定作業によって通風・採光しやすい、健康に育つ樹をつくることからはじまっています。甘さを求めることはもちろんですが、それだけではなく食感や香り・風味が整った果実こそが本当に美味しい桃だと定義して、丁寧に育て上げています。
収穫時期 9月下旬 – 12月上旬
「1日1個のりんごは医者を遠ざける」という諺があるほど健康促進に良い果物。栄養が豊富で美容効果も高いとされています。
福島県伊達地区は花の開花が早く、実の収穫を遅く行います。これにより果実が樹に成っている時期が長く、他の名産地にも負けない栄養たっぷりのりんごができあがります。伊達水蜜園は、今では珍しい酸味の強い品種「紅玉」を長年、専門的に栽培してきました。葉取らずで仕上げ、味が強く美味しいりんごを育てています。